新年明けましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
2016年が皆さまにとって充実した意義深い日々で満たされますように、心より祈念申し上げます。
私(古森)にとって、2014年秋の独立からの一年あまりの歳月は本当に濃密なものでした。特に2015年の一年間は、生涯記憶に残る瞬間がたくさんありました。
株式会社CORESCOの事業としては、おもに経営者向け組織人事アドバイザリー、グローバル文脈でのリーダーシップ開発、各種講演やファシリテーション等で文字通り東奔西走、夜討ち朝駆けの毎日でした。自分の経験と能力、思い、理想などが良い形でブレンドされて世に伝わり、忙しくも幸せな日々でした。巡ってくるご縁に只々お応えしていくうちにスケジュールが過度にタイトになり、ご不便をおかけする場面もありましたことをお詫び申し上げます。
また、CORESCOを基盤にしつつ、より中長期的で世界視点・社会視点立った様々な「コミュニティづくり」に確信とやりがいを抱いた一年でもありました。「国境を越えた友達が増えれば、世界は少し平和になる」をスローガンにした「世界旅館プロジェクト」をはじめ、組織人事系の研究活動から懇親・交流的な活動まで合計6種類のコミュニティを立ち上げ、継続的に運営しています。人の輪が着実に広がっていることに、人間としての本源的喜びを感じます。
2014年秋の独立の背景にあったものは、2011年から続けてきた東北被災地への応援活動と営利事業とのバランス・マネジメントでした。
「営利7割・非営利3割」のバランスで生きていこうと心に決め、独立直後からそれを実行しています。一般社団法人はなそう基金を核にして、岩手県陸前高田市におけるKomo’s英語音読会の毎月の開催、及びそこから派生する様々なご縁や機会を生かすためのサポート。東京では、チャリティー目的の英語音読会を社会人向けに毎月開催しており、はなそう基金へのご寄付をいただいたり、東北行きのボランティア英語講師が生まれる流れが続いています。
非営利の活動にも正式に法人を設け、不退転のコミットメントで取り組むことで、結果的には視野や感性が豊かになり、営利事業にも好影響がありました。理想とした生き方のバランスが、良い形で循環し始めた2015年でした。
2016年は、自信と確信をもって「現路線を発展」と考えています。「営利7割・非営利3割」という大きな人生のエネルギー配分を堅持し、営利サイドの活動である株式会社CORESCOの事業をさらにクオリティアップ、充実させて参ります。同時に、3割といえどもその3割の中で真剣勝負する非営利の活動も、一般社団法人はなそう基金を通じて継続していきます。
古森の全人格としては、自分がかかわるすべての仕事・活動を通じて、少しでも世界の人々がつながりを強くして、少しでも世界が平和に近づいたらいいな・・・と願って、日々を生きて参ります。人生日々決算。未練はあっても後悔のない人生を。
2016年もよろしくお願い申し上げます。
古森 剛